カラコンなどコンタクトレンズにはソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズがあります。
ここではカラコンのソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズの違い、特徴をまとめてみましょう。
ソフトコンタクトレンズとは?
ソフトコンタクトレンズは水を含む素材でできたレンズで、サイズは角膜を覆う大きさです。
コンタクトが涙を取り込んで、その涙を通して酸素を角膜に届けます。
ソフトコンタクトレンズは水分を含んだやわらかい素材なので、目にフィットしやすくつけ心地がよいのが特徴です。
ソフトコンタクトレンズは使い捨てタイプのものや、2weekタイプ、1ヶ月、3ヶ月、1年など使用期限がそれぞれのカラコンによって異なります。
ハードコンタクトレンズとは?
ハードコンタクトレンズは素材にほとんど水分を含みません。
角膜よりもサイズが小さく、ずれやすく取れてしまうこともあります。
ただ目に必要な酸素を角膜にたくさん届けてくれるので、目への負担を考えるとソフトコンタクトレンズよりもハードコンタクトレンズの方がおすすめです。
ハードコンタクトレンズは使い捨てではなく、長期間使用するのが特徴。
レンズの寿命は2~3年程度で、毎日のケアが必要になります。
また、光学性にも優れているため乱視の方にもおすすめですよ。
雑菌の繁殖は少ないため、水道水での水洗いもOKで、取り扱いは比較的簡単です。
カラコンはソフトレンズのみ
日本で発売されているカラコンは全てソフトコンタクトレンズになります。
ハードコンタクトレンズは角膜より小さいサイズになるので、カラコンを付けると黒目との境目が目立ちます。
また、ハードコンタクトだと装着時に異物感があり、慣れるのに時間がかかりますし、ソフトコンタクトレンズに比べると着色部分がこすれて目に悪いと言われているんです。
一方、ソフトコンタクトレンズは異物感が少なく、初心者でも扱いやすいことから、カラコンはすべてソフトコンタクトレンズになっていますよ。